小林ロクロ工芸×NPOたしてこ 伝えたいこと、守りたいこと  

「NPOたしてこ」は、小林家の家族で運営する非営利団体です。たしてこの名前は、姉弟(きょうだい)3人の頭文字からとってつけました。非営利団体と言いながらも、現在は、資金を集めに時間がかけられず、完全にボランティア活動です。ゆくゆくは、助けて頂きながら存続させていただくので、NPOと名前をつけさせていただきました。現在は、「こどもたちの未来の為にできること」がテーマですが、もともとはイベント活動を主に、違うテーマで発足させた活動でした。しかし、新型コロナの影響で、イベントは自粛中です。ただ、いつかは、子どもたちの「好き」や「得意」を応援するイベント活動を、再開させたいと思っています。
活動のきっかけは、姉たちに子どもが生まれ。それまで気にならなかった未来のことを考えるようになった事からでした。じつは、私たち姉弟は、子どもの頃、学校生活になじめない時があったり、辛い時期を過ごすことがありました。どうやって学校でうまくやればいいのか、よくわらず今でもその頃のことを思い出します。しかし、今現在、三人とも自分の好きなことを、仕事にすることができました。そんな私たちには、伝えたいことがたくさんあります。世界は学校だけじゃないこと、自分だけの宝物を見つけて欲しいこと、「好き」や「得意」を伸ばして欲しいこと・・・・・、あげたらキリがありません。言葉ではなかなか伝えていくのは難しいですが、これから色々な活動を通して伝えていければと思っています。
そして、できる限り山や緑と共存していく未来を守ることも、木にかかわる人間としてと役目だと思っています。ただ、私たちは家族4人、自分たちでできる範囲で活動をしていますが、皆様のご協力をお願いすることもあるとおもいます。このページから、少しでも活動に興味を持っていただけたら、うれしいです。

 

 具体的な活動内容

 活動名  活動内容 目的 参加募集 寄付募集 
子ども漫画講座 漫画家から漫画の描き方を教えてもらえる  専門職の体験  未定  未定
 木のお箸の配布 漆の箸を施設やこども食堂に配布  漆器の使用体験 有  有(書き損じ葉書・未使用切手の収集)
 漆塗り直し体験 カトラリーの漆塗り直し1回無料  継続可能な社会への漆器の可能性体験 ネット商品  未定 
 その他  現在計画中      

 活動「たしてこ」の原点 好きを大切にして生きる力を身に着ける

たしてこの原点は、子どもたちの「好き」や「得意」を大切にできる、環境づくりをしたいということからでした。好きなものに対する集中力や、子どものパワーって無限大だと思いませんか。その「好き」なことを通せば、学ぶことの楽しさ、小さな目標をクリアする達成感など、生きる力が自然と身につきやすいものです。それとは反対に、「嫌い」「苦手」なことを、克服しようとしても、身につくこともなく、自信だけが奪われることもあります。もちろん、できるようにすることも大事かもしれませんが、誰かに頼むことができるようになることも、生きるために必要なことではないでしょうか。ただ、わかっていても、子の将来が心配で、苦手を克服させることに力が入ってしまうものです。
私は、そんな風に子育てをする中で、自分たちの幼いころのことをよく思い出しました。好きなことに注げる時間はたくさんあったのに、ただ普通といわれるようになることに全力を注いでいたのです。子どもにはそんな思いさせたくないな、全力で好きなことにエネルギーを使ってほしいと思っています。もちろん自分の子だけでなく、すべての子どもたちに対してもです。
子どもたちの中には自分の好きや得意が、普段の生活で見つけられられない場合もあると思います。本当は好きかもしれないのに、出会うきっかけがないこともあると思います。私たちは、そういう子の為に、普段の生活で体験できない、より専門的なことや職業を体験してもらって、自分の好きや得意を見つけるきっかけづくりをしてもらいたいと思います。
できれば、どんな環境の子でも参加できるように、無料で体験を目標にしています。(※運営費の影響で、材料費を100~200円頂くことがあります。)新型コロナの影響を考えながら、今後、前回の「漫画講座」などのイベントを計画していきたいです。
ページ最下部にあるSNSをフォローしていただくと、今後の活動のおしらせが届きやすいです。

  

お箸のプレゼントは小さなきっかけづくり

まずは、使ってみてもらい「案外木のお箸っていいね」と言ってもらいたい、そんな気持ちが一番にあります。そして、木や漆が高くて古いものではなく、使いやすくて良いものだと感じてほしいです。そのお箸がきっかけで、木や森や伝統工芸や職人に関心を持ってくれたら、少しは意味があるのだと思います。
子どもたちには、小さなころからたくさん色々な経験してもらいたい。そして様々な角度から世界を見て欲しいと思います。その経験の中で、私たちのプレゼントは、ちいさなちいさなできごとにことに過ぎません。木や森に関心を持ってくれることは、私たちの理想なだけです。ただひとつだけ子どもたちに望むことは、1度使ってほしいただそれだけです。
現在、送り主さん募集の為の計画を制作中です。ページ最下部にあるSNSをフォローしていただくと、今後の活動のおしらせが届きやすいです。

  

漆器を通して持続可能な世界を

木が製品として生まれてから、ゴミになるまでを考えてみると、日本の漆器は持続可能な世界に、貢献できるのではないかと思っています。まず、木は再生可能な資源だということを知って欲しいです。日本の木は、森を守る人がいます。植林し木を間引いたものを間伐材と言います。間引くことでくことで、山を整え森を作っています。その間伐材など販売した利益は、山を管理する費用になります。木を使う事が、森を守ることにも繋がるのです。もちろん海外の木でも、公共の機関が植林や計画伐採をして、木材を産出している場合もあります。できるだけ原材料のルーツを考えながら制作することも、持続可能な世界や未来の為に、私たちのできることの一つだと思います。
また、漆に関しては、近年その抗菌性に注目が集まっています。漆は、過去から伝わる伝統の古いものから、持続可能な世界の為、新しい可能性を秘めた塗料になり得るのではとも思っています。燃やしても有害物質は出ません。そのまま埋めても丈夫なので、土にはかえるのは遅いですが、土壌を汚したりしません。そして何よりサスティナブルなのは、器が壊れるまで、何度でも塗りなおすことで、蘇らせることができることです。
ただ、何十年後かにすごいものが開発され、本当に漆器が消えゆく時がくるかもしれません。それでもこの活動を通して、森や木を守ることや、環境への関心をもつきっかけになれば、木に関わるものとしての使命を果たせるのかもしれません。

 

伝統工芸に携わるものとしての役割

ずっと漆器は時代にそぐわないものだと、私たち自身が諦めかけていたのかもしれません。でも、それでもただひたすらに、欲しいという人がいるまでは作りたい、漆器の良さを知って欲しいとやってきました。しかし、ただものづくりをしているだけでは、やっていけない時代になりました。後継者なく素晴らしい技が消えていくことも多々あります。このまま消えてなくなっていくのを、指をくわえて見ているわけにはいけません。
私たちには、伝統工芸の職人として、未来への道を作る使命があると思います。今は余裕なく仕事に打ち込んでいますが、家族で相談しながら、新しい可能性を模索していきたいと思います。伝統工芸は、国に守られるべきものと思うのではなく、自分たちの手で守っていけるようになるのが理想です。それには、どう伝統を守りながら、現代に寄り添った形にするのか、それが重要になってくると思います。
今、小林ロクロ工芸とその家族は、それぞれの仕事で、木地師の未来や、伝統工芸の未来を守ることを模索し、活動しています。苦しい職人家業ですが、家族で手を取り合って、伝統工芸を盛り上げられたらと思っています。

 

ご協力をお願いいたします

現在、春ごろから支援型商品を開発し、伝統工芸の支援モデルを作りたいと思います。それがうまくいけば、もっと先の目標である、他の木の職人さんの支援になるような、活動を考えていきたいと思っています。この春から、色々な活動に支援をお願いしたいと思っております。まずは、SNSやフォローやいいねで支援していただきたいです。もし他のことで支援いただけるのであれば、✉kobayashi@kijishi.com または、SNSのダイレクトメールにてご連絡いただけると幸いです。具体的にどのようにしようか模索中でして、頭を抱えています・・・。その他漫画講座のイベント活動や、お箸の配布に関することも、SNS等で告知しますので、facebookなどのSNSでフォローしていただけるとありがたいです。

  
 
 
  

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